Woodlands People

大地の恵み、自然と一緒に循環する里山での暮らし方をお伝えします。

Woodlands通信Vol.7 クリスタルポイントは重要だよねってお話です。

移住体験行ってきました!

参加していただいた方へ改めて感謝です。

最初は一人で行って地元の方と仲良くなろうと色々考えていましたが、

参加していただいたおかげで気になっていた場所も巡ることができて、

ついでに観光もできて最高に幸せな体験でした。

 

今回は移住を考えている地区のところにある体験住宅でしたので、その地区の区長さんと市役所の方と伺ってじっくりお話ができました。

(役所の人って苦手なんですけど、ここの役所の方ってすんごく面倒見がいいんです。ちょっと考え方変えました。)

里山限界集落とも呼ばれていまして、このまま放っておいたら20年後には廃村になってしまう所でもあります。

 

限界集落(げんかいしゅうらく)とは、過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になって冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になっている集落を指す、日本における概念。

参考:ウイキペディア 

 

確かに現状は車が必要でしょうけれど、街まで20分程度ですし、便利さを求めすぎる結果の過疎化なのではないかと思いました。

 

区長さんは60代のようですけれどとてもエネルギッシュな方で、何より気持ちの良かったところは、助け合いは必要だけれど普段は干渉しないのが里山暮らしのコツよ。とおっしゃっていた所です。

そして年金をあてにして生活が苦しいと漏らすくれくれ老人にはならん!

山は資源の宝庫や!という言葉の通りに自分でルートを開拓して山の資源を売ってお小遣いを稼いでいるそうです。

今はしきたりも緩く、(そうしないと誰も暮らしてくれない)覚悟をすれば意外と暮らしやすい所なんだなと感じました。

もちろんテレビなどで移住をブームのように煽るおかげで楽に暮らせると勘違いしてくる家族も多少は居るみたいです。

例えば自分たちの住む道路脇の草刈りとか。

都会のように除草剤を使えば農作物に影響が出ますから、みなさんで集まって薬を使わずに刈るわけです。

それを苦しみと思う方には向かないのは確かですね。

(たった年3回だけど嫌な人は嫌なんでしょうね。)

 

そして時間も余ったので以前から気になっていた焼き物の町へ誘われるように車を走らせ、どれも高いなとウインドウショッピングだけで帰ろうと思っていた矢先にどうしてもきになるお店の中にふらーっと。

移住してカフェをやりたくてカップを探しているんですと話した所、

うちの家買わない?と突然言われました。

場所を聞いてみると以前ネットで探して気になってはいたけれど見に行っていない物件。え〜っ!あそこの物件ですかーっ!とおかみさんと大笑いでした。

どうせなら見に行ってみようと拝見した所、明治の建物なのにとても綺麗に保たれていて、あまり手を入れずに使えそうなお家でした。

 

さ〜て困った(笑

明らかに私の大きいクリスタルポイント(分岐点)なんですね。

一方は区長さんや地区の人たちがとても素晴らしい人たちであると分かっているが、家がボロボロで、修復には相当苦労しそうだという点。

もう一方は吸い寄せられるように入ったお店で、綺麗に保たれている古民家であるけれど、人の繋がりはこれから作らなければならないこと。

 

普段から偉そうにハートに聞いてくださいなんて言ってて迷いまくってます。

だってどっちも響くんだもん。

 

でも帰りの車を運転しながら決めました。

私は特別に何かを持っているわけでも学があるわけでもないのですが、

人の縁で助けられて生きてきたという自覚があります。

なので明らかに苦労するであろうけれど、人の繋がりの方向を選びました。

窯元の方とは、コーヒーカップの仕事を頼んだり、お店にギャラリーを作らせてもらったりという方向でお付き合いしようと思います。

家を直しながら目の前の畑を借りて、オープンカフェやろうと思います!

市で町おこし協力隊なんていう制度もあるみたいなんで、それもやりたい!

畑は。。。協力者が現れてくれれば始める!

(だってタダで貸してくれるけど広すぎて無理。。。)

山は宝の山や!という区長のワクワクにも共感したし。

移住者の受け入れ相談も始めなきゃですね!

 

選択を間違えたらどうしよう?という不安はもちろんありますよ。

でも後悔はしないように全力で楽しもうと思います。

近いうちに移住先発表できるかも! ?