Woodlands People

大地の恵み、自然と一緒に循環する里山での暮らし方をお伝えします。

Woodlands通信Vol.11 自然農法 わら一本の革命 そして百姓になると決意表明。

こんにちは。へたです。

 

ここ数日は「百姓」という言葉が妙に気になっていて、調べてみると元々は一般の人々という意味だったみたいですね。というのは昔は誰もが自給自足をしながら空いた時間で様々な職業についていたそうで、そんな暮らしって農作物を収穫するのが大変な重労働であればゆとりのない暮らしになってしまうよな。と思っていたからです。

やってみたいけれど二の足を踏んでいたのもここに理由があります。

 そして「百姓」という言葉そのものに侮蔑の意味が込められるようになったのも最近になってのことのようですね。何となくこの意図には悪意が感じられるのです。

 

今日は読みたいと思っていながら読めずにいた下記の本をやっと読むことができました。(アフリエイトじゃないですからね(笑))

自然農法 わら一本の革命

自然農法 わら一本の革命

 

 檻から出て循環の暮らしをする。そう宣言して移住先を探して契約書類待ちの状態でして、それなら今のうちにお金を手放すのに一番大切な自給自足について自分に情報を入れておこう。という気持ちで読んでみた本です。自然農について教えていただいたり、検索をしてみると必ず出て来る、福岡さん。

 人間が何かをするから自然がおかしくなる。無為な行為だよという言葉には衝撃を受けました。

福岡さんの宗教観については波動の真実を知らずに探求されているので感想は述べませんが、人間の教育についてもとても面白い考えを持たれていて、主幹を育てずに歪んだ子供を育ててしまうから教育が必要になる、あれは教育じゃなくて修正に過ぎないとおっしゃる言葉には感心することしきりです。

 ほんの少し前までは正月が3ヶ月あったなんて信じられます?それだけゆとりの暮らしをしていたわけですからね。豊かな時代だったんですね。

 

もちろん自然農の取り組みに対して抵抗の動きはあるようです。

肥料も農薬も農作機械も売れなくなりますからね。そしてみんなが自給自足をするようになれば、巨大なエネルギーを使って流通させてスーパーで食物を売る必要がなくなるわけですから困る人々も出て来るでしょう。

本当の食べ物を食べ始めれば病気も無くなりますから医療現場も困るでしょうしね。

 

福島さんの本を読むととても良く分かりますが、スーパーに流通している食材はすべて本物ではないんですね。

 

これは個々の自由な選択なんだろうなと思います。

 都会の檻の中で流通された食物を食べて生きてゆく人々。その需要は無くなりはしないと思いますのでそこで暮らして行く。科学肥料や農薬を使ってでも見栄えの良い、都会の人たちが望む農作物を作って生きて行く。もしくは、

ほんの少しの労働で百姓として生きて行く。

そして大地から本物の食べ物のおすそ分けをいただいてあとは好きなことをして暮らす。

 

正直言いまして自給自足は必然なんだけど、農業って大変だよなぁ。と思っていましたが、この本でやりたくて仕方がなくなってきました。

 

おらどん百姓になるだ!